村上春樹在《約束的場所》提及這首詩,老人死前的覺悟,也許像曾經加入邪教的人一樣,突然醒覺愈走愈遠,明明往自己追求的方向走去,但總是稍稍走偏一點,最終走到山不是山,太陽不是太陽的地方。
我無意翻譯這首詩,刊出原詩和村上春樹的譯本。看罷讓我懂得提醒自己走慢一點,有時要停下腳步張望,看看可有迷路,或走錯方向。
an old man awake in his own death
this is the place that was promised
when i went to sleep,
taken from me when i woke.
this is the place unknown to anyone,
where names of ships and stars
drift out of reach.
the mountains are not mountains anymore;
the sun is not the sun.
one tends to forget how it was.
i see myself, i see
the shine of darkness on my brow.
once i was whole, once i was young...
as if it mattered now
and you could hear me
and the weather of this place would ever cease.
~ mark strand
一人の老人が自らの死の中目覚める
訳:村上春樹
ここは、私が眠りについたときに
約束された場所だ。
目覚めているときには奪い去られていた場所だ。
ここは誰にも知られていない場所だ。
ここでは、船や星々の名前は、
手の届かぬところへ漂い離れいく。
山々はもう山ではなく、
太陽はもう太陽ではない。
どうなものであったかも、だんだん思い出せなくなっていく。
私は自分を見る、私の額の上に
暗闇の輝きを見る。
かつて私は欠けることなく、かつて私は若かった。
それが今は大事なことのように思えるし、
私の声はあなたの耳に届きそうに思える。
そしてこの場所の風雨は、いつでも収まりそうにない。
一人の老人が自らの死の中目覚める
訳:村上春樹
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